大阪市大阪市認知症介護実践リーダー研修(第10期)
(旧・実務者研修 専門課程)
■ 対象 |
大阪市内の介護保険施設・指定居宅サービス事業所または地域密着型サービス等におい ⑴認知症介護実践者研修(旧・実務者研修基礎課程を含む)を修了し、1年以上経過していること。 ⑵認知症介護経験年数がおおむね5年以上あること。 ⑶介護現場において介護の実践リーダー役(介護主任、ケアワーカー長など)の立場にあるか、もしくはそれを現在補佐していること。 ⑷すべての講義・実習の日程に参加できること。 ⑸所属事業所が、実習期間中、当研修の他受講者の実習受入が可能であること。 ⑹研修修了後、次回以降の当研修において協力できること。 |
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■ 研修の ポイント |
⑴自分自身の認知症ケアを振り返る中で、現状の問題点を整理し、職場の課題と研修の目的を明らかにする。 ⑵基本理念を再確認し、新しい認知症ケアのあり方や方向性に基づいた実践ができるようになる。 ⑶現状の変革のために必要なことを多角的に学び、現場における変革のための具体案に結びつける。 ⑷多様な職種におけるチームアプローチの重要性を理解し、チームにおけるリーダーシップのとり方について学習する。 ⑸認知症高齢者の個別性を理解し、個別対応をするためのケアプラン立案と、それに対する介護方法の実際の活用を学ぶ。 ⑹家族や地域との関わりの重要性に気づき、生活の継続性を維持するための認知症ケアのあり方を考える。 ⑺現場におけるリーダーとして認知症ケアの質の向上に対して果たすべき役割を理解する。 ⑻実習を通して認知症高齢者の生活の実際を知り、認知症ケアの質の向上に向けて取り組む。 |
■ 月日 | ■ 時間 | ■ 教科名 | ■ 講師 |
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7/29(金) | 9:50〜11:50 12:50〜13:50 14:00〜17:00 |
実践報告 大阪市の認知症施策の取り組みについて 介護現場の理念の再構築と具体化 |
大阪市認知症介護指導者 大阪市健康福祉局 高齢者施策部 大阪市認知症介護指導者 |
8/3(水) | 9:30〜12:00 13:00〜17:00 |
リーダーの役割と視点 やる気を継続するために |
大阪市認知症介護指導者 大阪市認知症介護指導者 |
8/4(木) | 9:30〜17:00 | 人材育成の考え方、 スーパービジョンとコーチング 人材育成の企画立案と伝達・表現技法 |
高齢者総合福祉施設 アザレアンさなだ 常務理事 宮島 渡 |
8/9(火) | 9:30〜12:00 | 高齢者支援のための家族支援の方策 地域資源の活用と展開 |
大阪市認知症介護指導者 大阪市認知症介護指導者 |
8/10(水) | 9:30〜12:00 13:00〜17:00 |
利用者理解の方法 サービス展開のリスクマネジメント |
大阪市認知症介護指導者 大阪市認知症介護指導者 |
8/16(火) | 9:30〜17:00 | 介護現場の認知症介護のあり方に関する アセスメント 効果的なケースカンファレンス |
大阪市社会福祉研修・ 情報センター スーパーバイザー 沖田 裕子 |
8/18(木) | 9:30〜17:00 | 事例演習展開のための講義および事例検討 | 大阪市認知症介護指導者 |
8/25(木) | 9:30〜10:30 10:45〜17:00 |
リーダー研修修了者の実践報告 実習課題設定 |
リーダー研修修了者 大阪市認知症介護指導者 |
他施設実習3日間。自己職場実習4週間。 | |||
9/30(金) | 9:30〜16:50 | 実習結果報告 | 大阪市認知症介護指導者 |
■ アンケートから
- 研修のはじめに指導者の方が、この研修での出会いを大切にと話されていましたが、本当に短い期間の中で心を許せる仲間に出会う事ができました。本当に色々な気付きがあり、勉強させていただきました。この繋がりを大切にして、今後も成長していければと思います。
- とても内容が充実して、自分の中で成長することができたかなと感じます。ここで学んだことや気持ちを大切にして、継続していきたいと思います。また、研修を一緒に受けた仲間とのつながりを大切にして、これからも自分自身も輝かせながら、リーダーとして頑張っていきたいと思います。講師の先生方にも沢山のことを教わりました。ありがとうございました。
- 最初から最後まで緊張感のある研修となりました。リーダーという責任と、自分の力のなさと・・・色々考えさせられました。でも講義を受けるたび、周りにいる受講者も同じ思いで、日々悩みを抱えながら勤務している事が分かり、安心もしました。今後もこの出会いを大切にし、繋がっていけたらと思います。