社会福祉講演会(第4回)
地域福祉の時代における社会福祉実践者の課題
■ 講師 | 日本社会事業大学大学院 特任教授 大橋 謙策 |
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■ 対象 | 市民、社会福祉関係者等 |
■ 目的 | 国の政策動向やこれまでの社会福祉制度を振り返りながら、これからの地域福祉の推進における住民と行政の協働のあり方や、地域における新たな支えあいづくりの必要性とそれを進めるための機能について、社会福祉実践者の果たす役割と課題についてお話いただきました。 |
■ 会場 | 国際交流センター 小ホール |
■ 日時 | 10月22日(土) 午後2時〜4時 |
■ 参加者数 | 178人 |
■ 内容 |
・戦後社会福祉制度設計の問題点とソーシャルワークの位置 ・『地域における「新たな支え合い」を求めて〜住民と行政の協働による新しい福祉〜』 (2008年3月31日)が出された意味と内容 ・地域包括ケアシステムの必要性 ケアリングコミュニティ形成とソーシャルワーク ・地域における新たな「新たな支え合い」づくりを進めるための機能 ―コミュニティソーシャルワーク機能 ・市町村におけるコミュニティソーシャルワークの展開と地域福祉計画 |
■ アンケートから
- 社協ができた背景や、公民館の建設など歴史を深く学べました。社会福祉の理念、住民主体と行政との連携、住民参加を担保するためには条例化が必要など、地域福祉の基盤作りのために必要な要素、考え方を教えて頂きました。
- コミュニティソーシャルワークの意味を改めて痛感しました。これからの地域福祉の考え方に大きなヒントを頂きました。
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現在のソーシャルワークができるまでの社会福祉の歴史的背景や経緯が分かりやすく説明され、参考になった。
また社会福祉事業の中で働く私達にとって、歴史や背景も分からず表面だけ見ても、実践できるわけでなく、意義のある講演会だった。