社会福祉講演会 第1回
福祉の今を知る!
大阪市内の福祉活動の実践報告会
大阪市社会福祉研究第37号
同心会社会福祉研究努力賞等受賞論文より
■ 講師 |
【基調講演】 『地域での支え合いと 地域包括ケア』 桜美林大学大学院 老年学研究科 教授(大阪市立大学名誉教授) 白澤 政和 【実践報告】 大阪市社会福祉協議会 地域福祉課 田淵 章大 〃 ボランティア・市民活動センター 濱辺 隆之 〃 西成区社会福祉協議会 大川 敏子 〃 淀川区在宅サービスセンター「やすらぎ」篠﨑 ゆう子 地域助産院 助産師 清輔 裕子 いくの市民活動支援センター 武 直樹 |
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■ 対象 | 市民、社会福祉関係者等 |
■ 会場 | 大阪市社会福祉研修・情報センター 大会議室 |
■ 日時 | 平成27年10月30日(金) 午後1時30分〜4時 |
■ 内容 |
研究誌「大阪市社会福祉研究」第37号(2014.12月発行)に掲載された「研究論文」から、「研究努力賞」等を受賞した作品について記念講演会を開催した。 『地域での支え合いと 地域包括ケア』と題した基調講演ののち、受賞者がそれぞれの取り組みについて発表した。 基調講演では、地域の課題に対して日常生活圏域で対応するのか、市町村圏域で対応するのか、さらには広く広域圏域で対応するのかは、第1に課題が特定地域に限定的なものかどうか、第2に課題の充実方法がどのような圏域の団体や組織の方が容易かどうか、といった観点から整理されなければならないと講演された。 【研究努力賞】 「協働による地域課題解決を喚起する実践からの考察〜社会福祉協議会による今後のコミュニティワーク展開の可能性〜」 【研究努力賞】 「地域とともに考える、災害時要援護者の見守りと支援について〜防災をキーワードに、地域福祉を考える〜」 【会長賞】 「生野区における妊産婦支援・産褥センター起ち上げに向けた妊産婦支援の取組(実践報告)と取組からみえてくる区社協などの中間支援組織の役割」 基調講演35分、実践報告は20分×3グループと時間がタイトな印象な印象だが、4組の貴重な講演をきけるので、来場者は満足されていた。 白澤先生による巧みなコーディネートとまとめで講演会全体が引き締まり、報告者もコメントや賞賛をいただけ喜んでいる顔が見られた。 |