社会福祉講演会第2回
同心会大阪市社会福祉研究 受賞記念講演会
「過渡期を迎える刑余者支援における課題と展望」
〜みんなの刑余者支援を目指して〜
■ 講師 | よりそいネットおおさか相談員 益子 千枝、田岡 秀朋、平川 隆啓 |
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■ 対象 | 市民、社会福祉関係者等 |
■ 目的 |
刑務所などの矯正施設を退所した人の中には、実は、何かしらの支援が必要とする人も多い。 そこで求められる支援内容は、福祉だけではなく、医療、就労、あるいは日常的な生活へのよりそいなど、幅広く多岐にわたる。大阪で刑余者支援を展開する「よりそいネットおおさか」をはじめ、「地域生活定着支援センター」の取り組みや、実際のケースから分かりはじめた課題などから、刑余者支援の様々なありようをみんなで考えるきっかけを投げかけてみたい。 この「みんなの刑余者支援」に向けた動きにスポットをあて、新たに展開していくだろう刑余者支援を展望していく。 |
■ 会場 | 大阪市社会福祉研修・情報センター 大会議室 |
■ 日時 | 5月19日(木) 午後2時〜4時 |
■ 参加者数 | 123人 |
■ 内容 |
1.はじめに ■ 自己紹介 ■ 事業紹介 2.なぜ刑余者支援? ■ ナゼ?定着ができたのか ■ 支援のながれ 3.こんな支援をしています! ■ よりそいでの相談事例 ■ 定着での相談事例 4.これまでの課題、これからの課題 ■ 内と外の課題 ■ みんなの刑余者支援、大切なのは 最後の30分は会場との質疑応答時間を設け、会場との活発な意見交換の場となった。 |
■ アンケートから
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刑余者の人の話だけをするのかと思っていたら、その周りの工夫や支援、今後の本人様の対応などの話も聞けて良かったです。
環境が変われば考え方、行動も変わっていくという考えは、誰にでも当てはまはるので常に持っていたいです。私はグループホームで働いているので今のところ関わりがないのですが、刑余者だから・・・という目で見ず、一人の「人」であり、また「支援を求めている」or「支援が必要である」と思い、これから支援していきたいです。 - 何例かのパターンを非常に理解しやすく説明があった。また福祉の体制だけを強化すればよいということではなく、最も大切なことが何かということについてもふれられていたので、今後の方向性も見出す事ができた。
- 地域生活定着支援センターの活動の実情などよくわかり勉強になりました。福祉関係の方にこの「刑余者支援」についてより広く詳しく知っていただけたらと思います。