■ 目的 | 対人援助専門職の実践教育は「スーパーバイザー」といいます。指導役はスーパーバイザー、生徒役はスーパーバイジーと言います。換言すれば、社会福祉の職場での専門職の育成・定着のために、コーチング技法を修得した優秀なスーパーバイザーが希求されています。そのスーパーバイザーは実践現場のコーチや教員の役割だけでなく、ある時はメンター、またある時はアドボケーターの知識や技術も必要となってきます。そのような多種多様な役割と任務をこなせるスーパーバイザーを育成するのが、本講座です。現在、わが国ではスーパーバイザーの資格はもちろん専門課程も開設されていません。そこで、5.6年前から研修プログラムをゼロから検討、開発して、平成30年(2018年)より研修化して継続しています。 特に、本講座ではスーパービジョンの理論と方法を整理します。そして、演習や現場での実践を通して本講座が規定する課題を達成された受講生には『修了証』を発行します。 スーパーバイザーの役割と任務を果たす必要のある職員の方、これから職場内で教育機能を充実させようとされている事業所様のためのいわば現場のコーチ養成のための講座です。 |
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■ 対象者 | 大阪府内の福祉施設・事業所(児童・高齢者・障がい者・生活保護等の 種別を問わない)に勤務する主任・リーダー・管理職・経営者 (候補者・予定者の受講可能) (定員を超える場合は大阪市内の社会福祉関係施設・事業所を優先する) |
■ 日程 | 令和5年10月25日(水)・11月15日(水)・11月29日(水) (3日間の講座です) 時間は、いずれも午後1時30分~5時 |
■ 会場 | 大阪市社会福祉研修・情報センター 5階 大会議室 |
■ 内容 | 1日目 スーパービジョンの理論と方法1(基礎理論)★ スーパービジョンの事例紹介★ 受講者の計画策定★ 2日目 受講者の計画遂行確認 バズセッション(グループワーク)★ スーパービジョンの理論と方法2(問題の整理・課題設定)★ 3日目 受講者によるプレゼンテーション ディスカッション形式でのレビュー(再検討) スーパービジョンの理論と方法2 (自己評価・効果測定方法の提示) 修了式 ★印内にエゴグラム含む |
■ 講師 | 大阪城南女子短期大学 現代生活学科 教授 前田 崇博 |
■ 定員 | 48人(申込多数の場合は抽選) |
■ 受講料 | 4,500円 |
■ 問合せ先 | 大阪市社会福祉研修・情報センター (企画研修担当) 〒557-0024 大阪市西成区出城2-5-20 TEL(06)4392-8201 FAX(06)4392-8272 E-mail kensyu@shakyo-osaka.jp |
■ 備考 | ケアマネ法定外研修として受講希望の場合は、必ず申込時に「ケアマネ法定外研修希望」と明記してください。修了証の発行には3日間の受講が必要です。 事前申請のみで、研修当日・受講後の受付はできません。 |