■ 目的 | イギリスでは、公共サービスを担うNPOが事業化を強めて、社会的企業(ソーシャルビジネス)という形で活躍しています。その背景には、政府が民間福祉のリーダーとして社会的企業に大きな期待を寄せており、住民も斬新で多様なサービスの提供を求めているという事情があります。 『トパーズ(Topaz)』の事業戦略は、革新的なサービスの提供であり、住民を意思決定の過程に参画させるプログラムです。この動きは新たな地方自治の担い手として注目されています。 一方、日本では、介護保険制度から外れる高齢者の対応が大きな課題となっており、多様な形の高齢者ケア、支える家族や地域へのサポートも必要となっています。 地域のニーズをどう掘り起こしていくのか? 行政と民間のパートナーシップとは? 本セミナーは、地域福祉の視点から『トパーズ』の先進的な活動を学び、私たちの活動への気づきを得ることを目的としています。 |
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■ 対象者 | 大阪市内の社会福祉関係事業所に勤務する方や市内在住、在勤、在学の方 ※定員に満たない場合は市外の方も受付いたします。 |
■ 日程 | 平成25年10月11日(金)午後2時〜4時30分(受付1時30分〜) |
■ 会場 | 大阪市社会福祉研修・情報センター 大会議室(5階) |
■ 内容 | ◆英国福祉系社会的企業「トパーズ」の活動紹介 社会的企業とは何か、公的福祉との相違、地域ニーズの掘り起こしの手法など、写真を通した事例紹介をいたします。 ◆日英の比較 行政と民間福祉のパートナーシップの比較、独自の民間福祉の比較、ニーズ把握の手法での比較などを議論します ★★☆「トパーズ(Topaz)」とは?★★☆ ロンドン・ランベス区の行政ソーシャルワーク部門から独立し、2009年11月に設立。 保健医療サービスやボランティア団体、コミュニティグループとチームを形成し、早期介入や介護予防の取り組み、地域の人々の自立と福祉を推進している社会的企業である。 ※「The Social Worker of the Year Awards2011」年間最優秀チームを受賞 |
■ 講師 | 【講演者】ディー・ケンプ(ソーシャルワーク社会福祉系社会的企業「トパーズ」マネジャー) 【通訳者】山本 隆(関西学院大学 人間福祉学部・人間福祉研究科教授) |
■ 定員 | 100 |
■ 受講料 | 無料 ◆申し込まれた方は、当日開始5分前までに直接、会場にお越しください。定員を超過し、参加できない場合のみご連絡いたします。 |
■ 問合せ先 | 大阪市社会福祉研修・情報センター (企画研修担当) 〒557-0024 大阪市西成区出城2-5-20 TEL(06)4392-8201 FAX(06)4392-8272 E-mail kensyu@shakyo-osaka.jp |