【611】社会福祉史の市民講座 なにわの福祉・源流シリーズ |
■ 目的 | 元紀州藩士の裕福な家に生れた岩橋武夫は、大正5(1916)年、家業を継ぐため早稲田大学に進学するが、翌年春、風邪がもとで盲目となる。絶望の底に沈み自殺まで決意する岩橋であったが、母、妹の愛に救われ、点字を得て再び学問の道を歩み始める。大正14(1925)年、新妻とともに英国エジンバラ大学に留学。昭和10(1935)年、大阪にライトハウスを設立し、盲人のための社会事業を始める。さらに、シャープ(株)創業者であり盲人の理解者である早川徳次の協力を得て、昭和19(1944)年、職業リハビリテーションの黎明とも言える早川分工場をライトハウス内に立ち上げる。本講座では、大阪から全国に広がっていった盲人社会事業の誕生の物語を紹介する |
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■ 対象者 | 大阪市在住・在勤・在学の人 |
■ 日程 | 平成22年12月4日(土) 午後1時30分〜3時30分 |
■ 会場 | 大阪市社会福祉研修・情報センター 5階・会議室2 |
■ 内容 | 盲人集団の職業的自立の危機とその克服への試み 〜岩橋武夫による大阪ライトハウス設立と職業リハビリテーションの黎明としての早川分工場〜 |
■ 講師 | 関西学院大学大学院 人間福祉研究科 博士課程後期課程 小西 律子 |
■ 定員 | 50人(先着順) |
■ 受講料 | 無料 |
■ 問合せ先 | 大阪市社会福祉研修・情報センター (企画研修課) 〒557-0024 大阪市西成区出城2-5-20 TEL(06)4392-8201 FAX(06)4392-8272 E-mail kensyu@shakyo-osaka.jp |