ウェルおおさか 大阪市社会福祉法研修・情報センター

過去の市民参加研修のTOPへ戻る
5F
過去の市民参加研修・内容詳細

平成22年度

【2103】社会福祉講演会(第3回)「絆-ホームレス問題からみえる日本の貧困」
目的 内容と同じ
対象者 関心のある方どなたでも。
日程 10月20日(水)午後2時〜4時(受付1時30分〜)
会場 大阪市社会福祉研修・情報センター 大会議室(5階)
内容 *ホープレスになりホームレスに
人はなぜホームレスになるのでしょうか。失業して収入をなくし、家賃を払えなくなり住居を失くす。この二つの条件だけで人はホームレスにはなりません。三つ目に、友人や家族などの身近な絆を失い、独りぼっちになり希望をなくす、つまりHopelessになりHomelessになるのです。ホームレス問題は「社会的排除をともなう現代的な貧困問題」という氷山の頂点をあらわしている問題ではないでしょうか。

*ホームレスを救う、それは“社会自身”を救うということです。
ホームレスやワーキングプア、これらの人々を放置することで困るのは、まずは当事者の人々ですが、実は、本当に困るのは“社会自身”ではないでしょうか? 社会の“連帯”が失われ、社会の問題を解決する力が弱くなるからです。ホームレス問題は、今、あなたのすぐ隣で起きている出来事です。そして、ホームレスという人種はどこにもいません。ホームレス状態におかれている人がいるだけなのです。“無関心”であることから一歩踏み出して、「すべての人を排除せず包摂する小さなコミュニティを、大阪にそして日本中に広めていくこと」を佐野代表は考えています。

*「社会的に包み込む」ことを、ソーシャルインクルージョンといいます。
私たちが生活するこの町には、貧困やホームレス、障害のある人、認知症の人、制度の谷間にあって社会サービスの生き届かない人など多様な人々がいます。そういった人達をそのままにしておくのではなくて、ともに町を構成するひとりだと考えて、無視しない、排除しない、包み込むように接していこうという考え方です。わたしたちが生活していくうえでは本当に身近な問題を一緒に考えてみませんか?
講師 佐野章二 ビッグイシュー日本代表
定員 150人(先着順)
受講料 無料
◆申し込まれた方は、当日開始5分前までに直接、会場にお越しください。
定員を超過し、参加できない場合のみご連絡いたします。
問合せ先 大阪市社会福祉研修・情報センター (企画研修課)
〒557-0024 大阪市西成区出城2-5-20
TEL(06)4392-8201  FAX(06)4392-8272
E-mail kensyu@shakyo-osaka.jp