【2401】社会福祉史の市民講座 なにわの福祉・源流シリーズ |
■ 目的 | 近代大阪の社会福祉の取り組みは、弱者への熱い想いの人々に支えられていた。そのひとつが小林佐兵衛によって設立された小林授産所であった。 小林が貧苦のなかで物心がついた時に、母親に孝行をつくそうとして自ら任侠の世界に飛び込み、その破天荒な生きざまからやがてその世界で頭角を現した。熱い義侠心の持ち主であった小林は、維新後に米相場で稼いだ私財を投じて小林授産所の開設と、大阪消防組を設立し、安心と安全のまちづくり事業の先鞭をつけた。 浪速の侠客の典型として,司馬遼太郎の小説『俄』のモデルとなったきわめて興味深い人物で、今回その小林の深い心のひだに初めて光を当ててみた。 |
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■ 対象者 | 大阪市在住・在勤・在学の人 |
■ 日程 | 平成21年7月18日(土) 午後1時30分〜3時30分 |
■ 会場 | 大阪市社会福祉研修・情報センター |
■ 内容 | 「なにわの侠客 小林佐兵衛の福祉事業」 −近代大阪の窮民を救った小林授産所− |
■ 講師 | 樟蔭東女子短期大学 名誉教授 森田康夫 |
■ 定員 | 50人(先着順) |
■ 受講料 | 無料 |
■ 問合せ先 | 大阪市社会福祉研修・情報センター (企画研修課) 〒557-0024 大阪市西成区出城2-5-20 TEL(06)4392-8201 FAX(06)4392-8272 E-mail kensyu@shakyo-osaka.jp |